[6.5ガスの手動入力]画面では、メタンやフルオロカーボン類など、通常のエネルギー(電気・ガス等)以外の温室効果ガスの重量を入力して管理できます。
目次
対象となるガスの種類
以下のガス種について、使用量・コスト・排出量の可視化が可能です。
- メタン(CH₄)
- 一酸化二窒素(N₂O)
- パーフルオロカーボン類(PFC)
- 六ふっ化硫黄(SF₆)
- 三ふっ化窒素(NF₃)
- ハイドロフルオロカーボン類(HFC)
- 非エネルギー起源二酸化炭素 ※
- 工業プロセス(化学反応)や廃棄物の処理などに伴い排出される二酸化炭素を指します。
例:アセチレン(溶接等)、ドライアイスの使用など
- 工業プロセス(化学反応)や廃棄物の処理などに伴い排出される二酸化炭素を指します。
算定対象か判断に迷う場合
窒素ガス、液化酸素、アルゴンなどは使用に伴う温室効果ガスの排出がないため、本画面での登録は不要です。
手元のガスが6.5ガスに該当するか判断に迷う場合や、算定方法が不明な場合には[お問い合わせフォーム]よりご相談ください。
画面へのアクセス
- 上部メニューより[データを登録]>[Scope 1・2を登録]>[6.5ガスを登録]を選択します。

[データを登録]手順
- タブメニューから[データを登録]をクリックします。

- [対象拠点]、[対象年月]、[温室効果ガスの種類]と[排出量]を入力後、[確認する]をクリックします。
- 内容を確認し、問題なければ[登録]をクリックします。

対象年月の選び方
実際に使用した月(期間)を基準にしてください。
月をまたぐデータの場合は、日数が多い方の月を選択してください。
日数が同じ場合は、任意の月で問題ありません。
入力する数値と算定について
本画面は、電気やガスの検針票をそのまま入力する画面とは異なり、お客様側で算出した「CO2換算前排出量」を入力します。
数値を入力して登録すると、e-dashが各年度の適切な地球温暖化係数(GWP)を適用し、自動的にCO2排出量(t-CO2)へ換算してダッシュボードへ反映します。
基本の算定方法
環境省のガイドライン等に基づき、以下の式で算出した数値を入力してください。
-
[活動量(人数や設備容量など)] × [排出係数] = CO2換算前排出量(t-CH4, t-N2O 等)
-
参考資料:(外部リンク)環境省:算定方法・排出係数一覧
入力項目の種類による違い選択する項目によって、入力すべき数字の「状態」が異なります。
| 入力項目のラベル | 入力すべき数値の状態 | システム側の処理 |
| t-CH4(メタン)等 | ガスそのものの重量 |
自動で地球温暖化係数を乗算しCO2排出量へ換算します。(例:メタンなら x 28 倍) |
| 非エネルギー起源二酸化炭素 | 二酸化炭素(CO2)の重量 |
物質の性質上、算出される値がそのままCO2排出量となるため、システム側での倍率は掛かりません( x 1)。 |
例:アセチレンを登録する場合
アセチレンは燃焼(酸素との化学反応)により二酸化炭素を排出するため、「非エネルギー起源二酸化炭素」として登録します。
- 事前に計算する
- [使用量] x [排出係数] = CO2換算前排出量
例:1.0 t 使用した場合
1.0 (t) x 3.38 (tCO2/t) = 3.38 (tCO2)
※「tCO2/t」は、ガス1トンあたりのCO2排出量を示す単位です。- e-dashへ入力する
- 算出した数値(例の場合は 3.38 t-CO2)を、「非エネルギー起源二酸化炭素」の入力欄へ入力
単位の換算にご注意ください
計算前に必ずガイドラインの「係数の単位」と、現場の「点検記録の単位」を確認してください。e-dashへの入力には、以下の換算が必要な場合があります。
1. 「重さ」の換算(kgからtへ)
点検記録や報告書が「kg」表記の場合、e-dashの入力単位である「t」に直す必要があります。
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計算方法: 数値を 1,000 で割る
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例: 500kg の場合 ➡ 0.5 t と入力
2. 「期間」の換算(日から登録期間へ)
ガイドラインの係数が「g/人・日」のように日単位で記載されている場合、e-dashで登録する期間(日数)を掛ける必要があります。
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計算方法: [1日あたりの数値] × [登録する期間の日数(1ヶ月なら30日、1年なら365日など)]
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例: 1年分をまとめて登録する場合 ➡ 係数に 365 を掛けて算出
お客様側で計算する際の注意点
非エネルギー起源二酸化炭素以外の、メタンやフロン類で既にお客様側で「t-CO2(換算済み)」まで計算されている場合、そのまま専用欄(t-CH4等)に入力せず、計算過程の「ガスの重量」を確認してください。
システム側でさらに温暖化係数が掛け算され、二重計算になってしまいます。



