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企業設定:[年度締め]機能概要と初期設定

[年度締め]機能は、算定済みの排出量データを会計年度ごとに確定し、以降のデータ追加・編集・削除を制限する機能です。データの改ざん防止やデータ保護に役立ちます。

本記事では、機能の概要や事前設定の方法をご確認いただけます。

目次

 

[年度締め]機能とは

[年度締め]機能は、算定済みの排出量データに対して「締め(確定)」を行い、以降の意図しないデータの追加・編集・削除をシステム的に防止し、確定データを保護する機能です。
第三者検証や環境省等への報告等に向けたデータの保護・改ざん防止を実現し、企業としてのガバナンスとデータ開示の信頼性を向上させます。

プロセスの全体像

[年度締め]の全体の流れは以下の通りです。

企業設定[年度締め]機能概要と初期設定1

  1. 申請者による[締め申請]の実施
    会計年度分のデータ登録が完了しデータ内容に変更が発生しないことを確認後、申請者は[締め申請]を行います。
    (※①第三者検証を行う場合、依頼準備が完了したタイミングで締めを申請することにより、第三者検証中のデータ編集・削除をシステム的にブロックします。)
  2. 承認者による申請内容の確認
    承認者にて申請内容を確認します。
    申請された年度データを修正する必要がある場合は、以下手順で申請を却下します。
    (※②第三者検証での指摘があった場合など)
    1. 承認者は対象の申請を[却下]します。
    2. 申請者は却下内容を確認し、対象データの適切な編集・削除を行います。
    3. 修正後、再度1.より申請を行います。
  3. 承認者による[承認]の実施(データ締めの確定)
    申請された年度データに問題がないことを確認し、承認者は申請の[承認]を行います。(※③第三者検証を行う場合、検証が完了したタイミングで締め承認を行うことにより、以降データ編集・削除を完全にブロックします。)

ご注意

※[承認]以降はお客様による締めの解除ができません
締めの解除が必要な場合につきましては、以下のページをご確認ください。

[年度締め]締め完了した年度のデータを修正したい場合、どうすれば良いですか?


画面へのアクセス方法

  1. 画面左側のメニューより[設定]をクリックします。

  2. [年度締め設定]をクリックします。


[年度締め]のステータスと詳細

会計年度ごとに、以下の3つのステータスで管理されます。

締めの単位は企業としての「会計年度」であり、拠点ごとに締めることはできません。

ステータス 状態 データ編集
締め未申請 締めフロー未開始、または却下後の状態 可能
締め申請中 申請済み・承認待ちの状態(仮締め) 不可
締め完了 承認済み・最終確定された状態 不可

対象のデータと制限される操作

[締め申請]が可能な対象データおよび制限される操作は以下の通りです。
[締め申請中]または[締め完了]のステータスになると、対象年度のデータ変更がシステム的に制限されます。

項目 詳細
[年度締め]の単位 ・企業単位(※拠点単位は不可)
対象データ ・Scope 1・2のデータ(排出量、原単位分母、環境証書・カーボンクレジット等)※6.5ガス含む
制限される操作 ・[会計年度の始まり]設定の変更
・対象年度の[原単位分母を登録]の登録・編集
・対象年度の請求書アップロード、排出量データの追加、編集、削除
・[オリジナル算定項目]の対象年度の編集
・[ロケーション基準]の対象エリア設定の変更
・対象年度の環境証書・カーボンクレジット等の登録・編集
排出係数の保存 ・[締め申請中]ステータスになった時点での排出係数が保存され、画面表示およびCSV出力時にその値が維持される
対象外 ・水セキュリティ
・Scope 3(※順次、対象へ対応予定)

 

利用可能な権限

[年度締め]機能を利用できるアカウント権限は以下の通りです。

権限レベル 画面内への
アクセス
締め申請
(申請者)
承認・却下
(承認者)
操作履歴閲覧
全体-管理者
(有効な[申請者])
×
全体-管理者
(有効な[承認者])
×
全体-管理者
([申請者]・[承認者]以外)
× ×
全体-閲覧のみ

× ×
拠点-管理者/
拠点-閲覧のみ
× × × ×

 

事前設定:[申請者]と[承認者]の設定

締め処理を適切に運用するため、ワークフローを開始する前に[全体-管理者]の中から[申請者]と[承認者]をあらかじめ指定する必要があります。

  1. [年度締め]タブ一番下にある[承認者・申請者]欄の[変更]をクリックします。

  2. 表示される設定画面より、[申請者]と[承認者]各々の対象となるユーザーを選択し、[決定]を押します。

補足

  •  同一人物が同じ申請の[申請者]と[承認者]を兼ねることはできません。
  •  [申請者]と[承認者]の登録は複数名の指定が可能です。(人数制限なし)
  • 初期設定では[未設定]と表示されています。

各年度の画面に表示される排出量

各年度詳細画面の[年度合計]および[拠点別排出量]に表示されている各排出量は以下の通りです。

表示項目 説明
実質排出量
(t-CO2e)
[排出量合計]から[オフセット量]をマイナスした数値が表示されます。
Scope 1
(t-CO2e)
対象年度および前年度のScope 1排出量が表示されます。
Scope 2
(t-CO2e)
対象年度および前年度のScope 2排出量が表示されます。

※Scope 2はマーケット基準で算定され、[企業設定]画面内の[マーケット基準の算定に使用する係数](基礎排出係数/調整後排出係数)に従った排出量が表示されます。
※環境証書(再エネ調達分)が登録されている場合は、適用量が反映された排出量が表示されます。
排出量合計
(t-CO2e)
Scope 1 と Scope 2 の合計排出量が表示されます。
オフセット量
(t-CO2e)
購入・適用したカーボンオフセットの量が表示されます。

 

 

ご不明な点がありましたら、お問い合わせフォームまでご連絡ください。

 

更新履歴

2026年9月16日 公開(リリース)