コンテンツまでスキップ
日本語
  • 検索フィールドが空なので、候補はありません。

2025/07/08 マーケット基準・ロケーション基準の表示に対応しました 他

 7月8日のリリースにより、以下の機能追加・修正を行いました。

新機能追加・機能改善


概要

詳細

Scope 1・2 CSV変更

これまで、Scope 1・2 CSVにおいて、マーケット基準は「調整後排出係数・調整後排出量」のみ対応していました。
今回の改修によりマーケット基準としての「基礎排出係数・基礎排出量」を項目として追加いたしました。

環境省は、令和7年度報告分からの温室効果ガス算定・報告・公表制度において、基礎排出係数の考え方を見直し、従来の単純平均的な係数から、非化石証書・グリーン証書・再エネ由来J-クレジットなどの環境価値を反映した「基礎排出係数(非化石電源調整済)」の使用を推奨しています(出典: 環境省資料 基礎排出係数の新設)。

この制度改定を受け、e-dashのScope 1・2 CSV出力データにおいても、排出係数の項目を見直し、以下の新たな出力ヘッダー項目を追加しました。 

追加される出力項目 内容
基礎排出係数(マーケット基準)
基礎排出係数単位
非化石電源調整済の基礎排出係数
Scope1基礎排出量(t-CO2e) 代替値を用いて算出した排出量
Scope2基礎排出量(t-CO2e) 基礎排出係数(マーケット基準)を用て算出した排出量
全国平均係数(ロケーション基準)
全国平均係数単位
従来の全国平均係数
Scope1 全国平均排出量(t-CO2e) 代替値を用いて算出した排出量
Scope2 全国平均排出量(t-CO2e) 全国平均係数(ロケーション基準)を用て算出した排出量

これまで出力されていた「基礎排出係数」「基礎排出量」は、今回の制度変更により過去の算定方式として位置づけられることになりました。
未調整排出量(e-dashで表示する(旧)基礎排出係数)は事業者の算出には用いられない係数となることから、2024年度以降の値については「0」を出力する仕様に変更しています。


マーケット基準・ロケーション基準の表示に対応しました

Scope 1・2 月別排出量、年別排出量のグラフにおいてマーケット基準・ロケーション基準の表示に対応しました。

48690628842649

マーケット基準を表示する際に利用するデフォルトの排出係数は、設定画面にて変更可能です。
デフォルトの設定は調整後排出係数です

48690614372761

設定した排出係数は、以下の排出量計算時およびデータ出力時に使用します。

プロダクト / CSV 該当場所
プロダクト データを見る>Scope 1・2(目標管理・月別排出量・年度別排出量)の排出量計算時
プロダクト データを見る>原単位(月別・年度別)の表示元となる排出量計算時
CSV データを出力>Scope 1・2で出力するCSVの排出係数および排出量
CSV データを出力>使用量・コストで出力するCSVの排出係数
CSV データを出力>原単位で出力するCSVの 温室効果ガス排出量および排出量原単位算出時

 


データの登録状況(拠点ごとのエネルギー登録状況)をリリースしました

拠点ごとのデータ入力状況を確認できる新機能「データの登録状況」画面をリリースしました。
この画面には、「データを登録」メニューから遷移できます。
詳しい操作手順は「拠点ごとのデータの登録状況を確認する」をご覧ください。

48690614390553
48690614390809

Scope 3 環境省DB V3.4 に対応しました

Scope 3 フォーマットにて、環境省DB V3.4に対応しました。
環境省DB V3.4をご利用の際は、新しいフォーマットをダウンロードいただき、入力をお願いします。


【不具合改修】使用量・コスト CSV

使用量・コストのCSVにおいて、電気・ガスの排出係数・発熱量が出力されない場合がありましたが、出力されるよう修正しました。
また、電気・冷水・温水等で発熱量を表示しない仕様ですが、発熱量単位が出力されておりました。これを出力しないよう修正しました。

ご迷惑おかけし、申し訳ございませんでした、

ご不明な点がありましたら、cs@e-dash.ioまでお問い合わせください。